誹謗・中傷と苦言のなぞ・ひみつ ~ピッコ口さん編~
目次
【はじめに】
【誹謗・中傷と苦言の違い】
【誹謗・中傷と苦言の見極め方】
【公開方法の改善】
【誹謗・中傷とは】
【対処方法】
【おわりに】
【あとがき】
【蛇足:詳しい改善方法】
良識あるピッコロさん二次創作者の皆様へ
はじめに
実はここ最近、某界隈で、誹謗・中傷の被害に遭われた方々がいらっしゃるようです。
※こちらのページと上記リンク先の管理人は別人です。混合しないようご注意下さい。
二次創作活動をしてると、うっかり遭っちゃうかもしれないもの。
それが、誹謗・中傷です。
二次創作物はぶっちゃけ著作権違反であり、
なおかつ、腐なんていう斜め上な趣味をもっていると、
ついつい、誹謗・中傷の対象にされがち。
すぐさま相手をブロックすればいいのですが。
良識あるお方の場合、「自分に落ち度があったんじゃないか」と悩み、
相手へ律儀に、誠意あるコメントを返信してしまうことも、しばしば・・・・・・。
しかし相手から返ってくるのは、
投稿者の意を汲んではくれない、醜い言葉の羅列ばかり。
・・・・・・そんなことしていたら、リアル生活に影響が出てくる方もおられるでしょう。
私がこれから述べることは、
防衛のための対策であり、交渉のための理論武装です。
被害者も加害者もいない、WIN-WINの関係を目指すものです。
先に結論を申し上げますと、「誹謗・中傷」に返信は不要です。
【 ブロック 】【 削除 】
コメントやメッセージに来る度、ひたすらこれを繰り返すだけです。
しかしながら、良識あるお方はこの決断を心苦しく思い、むしろ避けてしまいます。
なぜなら、良識あるお方にとって、
コメント削除は相手への不誠実であり、
ブロックは横暴な手段と考えるからです。
だからこそ、丁寧な文章を書き綴り、
だからこそ、丁寧に対応し、疲弊して、
最悪、今後二次創作活動しないことを約束させられる、
または自ずから、二次創作活動を辞退するのです。
それでは相手の思う壺。
そして何より、今まであなたと交流を楽しんでくれた方々への不誠実となってしまいます。
「そこまでのことを言うからには、私がいけなかったのだろう」
はたして、本当にそうでしょうか。
判断するポイントをこれから記述していきます。
誹謗・中傷 と 苦言 の違い
良識あるお方にありがちなのは、この二つの区別がついていないことです。
「誹謗・中傷」のケースにも、「苦言」と同じ対応をしてしまう。
だからこそ、丁寧な謝罪文をお送りするなど、余計なエネルギーを使ってしまうのです。
誹謗・中傷の方は、あなたを糾弾することを目的とします。
加虐心による粗探しです。
苦言の方は、自らの悲しみや憤りを吐き出すこと、そして事態の改善を目的とします。
不快への反抗心です。
もちろん、苦言のケースであれば、誠心誠意、
あなたのできる範囲で構いませんので、尽力しましょう。
しかし尽力する方法は「誠意をこめた謝罪文を送る」ことだけではありません。
根本的な改善をはかります。
その詳しい改善方法は、蛇足として後述します。
誹謗・中傷と苦言の見極め方
誹謗・中傷と苦言の共通点は「不満を訴えている」ことです。
どちらも感情的な場合が多く、一目で見分けはつきません。
また、相手にとって投稿者は加害者であり、それが覆ることはありません。
しかし、「加虐心」と「反抗心」という、相手が抱えている気持ちの違いがあります。
あなたをイジメたくて仕方がない。これが加虐心です。
あなたからの酷い仕打ち(視界に入れてしまった物)に抗いたい。
これが反抗心です。
閲覧者が悲しみや憤りを訴え、気持ちの安定をはかるためものです。
例えば、
「あなたが嫌いだ。あなたの創作物は気持ち悪い。投稿するのをやめろ」
といったメッセージが送られてきたとしましょう。
その場合、次の3点をチェックして下さい。
①投稿ルールを守れているか
②投稿ローカルルールを守れているか
③フィード上やプロフィールで下品な発言や乱暴な言葉遣いはないか
以上をふりかえり、心当たりのある方は、
余裕がある時でいいので、少しずつ改善しましょう。
言葉遣いの改善、創作物変更など、
即座に解決できない、または変更不可能な案件であれば、その旨をお伝えしましょう。
一番スマートなのは、投稿者が正しく自らの落ち度を察して、
「不満を抱かせてしまった謝罪」と「今後自分なりに何を改善するか」のみを返信することです。
そして、どんなに遅くなろうと、有言実行することです。
それ以外の回答、対応は、「苦言」の方へは無意味であることをご承知下さい。
改善については気負う必要も、手間をかける必要もありません。
第二の「苦言」を生まぬよう、①と②を徹底するだけで十分です。
投稿ルール、投稿ローカルルールを守っていれば、
「自分はできる限りの公開配慮をしている」と
自信を持って言えるようになります。
「苦言」の方であれば、心の傷を負っているゆえに、その後一切のコンタクトはないと思われます。
oO(今後苦言がこないなら、変に労力かけなくてもいいんじゃない?)
と思ってしまう方もいるかもですが、
しかし、公開方法を改善することで、第二の「苦言」を生む事態は避けることができます。
今後のトラブルを避けることができます。
公開方法の改善
(投稿ルール・投稿ローカルルールを守る)は、
「投稿者がストレスを抱え込まない」ことを目的とします。
よく言われるネットマナーもそうですが、
勘違いなさっている方もいるかもしれませんが、
あれらは閲覧者への気遣いではありません。
投稿者が、自らの投稿物を大切に取り扱うための手段です。
公開方法の改善は、投稿者の表現可能性を狭め、居場所を失くすことではありません。
投稿者の思いが否定され、貶され、追いやられることではありません。
公開方法の改善は、投稿者の居場所を確保し、投稿者の想いを守る手段です。
決して履き違えないことをお願い申し上げます。
誹謗・中傷とは
もしも、相手へ公開方法を改善する旨をお伝えした後も
有言実行した後も、苦言が止まなかったとしたら。
それこそが、誹謗・中傷の方です。
加虐心の元、あなたを糾弾することを目的としているのですから、
あなたがどんなに誠意を示しても、それが糾弾の手を緩める理由にはなりません。
加虐目的の方に、その行動を止めるよう呼びかけても無意味です。
あなたをイジメたくてたまらない人間には、嫌がらせを止める謂れはないのです。
対処方法
○相手をブロックする(二次災害を防ぐ)
○メッセージを削除し、目にしない(ストレス回避)
ひたすらそれだけです。
もし、自分のブログやサイトにも誹謗・中傷が及ぶようなら、
1、ツイッター、ピクシブなどSNS上に貼っているURLを一時的に外す
2、サービスを利用して相手のIPアドレスを特定し、ブロックする
3、メールフォーム、コメント欄、拍手コメントを一時的に使用不能にする
……3は、1と2で止まない場合の、最終奥義ということで。
おわりに
不幸な出会いは、縁を断ち切りましょう。
相手を、「他人に嫌がらせする加害者」にしないことこそが、
誹謗・中傷に示すことのできる、あなたの最大限の誠意です。
おさらい
誹謗・中傷も苦言も、感情的で冷静ではない場合が多い。
誹謗・中傷はくりかえす。
苦言はくりかえさない。
誹謗・中傷と苦言、どちらの時も
意見をそのまま聞き入れるのではなく、
投稿ルール、投稿ローカルルールを守り、
自分の振る舞いや言葉遣いを気をつけること。
※公開方法をアドバイスする苦言は謙虚に耳を傾けること
一目をはばからず活動したい場合は
マイピクや鍵付き(閲覧許可制)やパスワード制など、
閲覧制限を利用すること。
蛇足:詳しい改善方法
①投稿ルールを守る
・R-18のものをRー18閲覧制限にする
・R-18GのものをRー18G閲覧制限にする
②投稿ローカルルールを守る
・タイトルやキャプションに 内容説明 or 注意書き を設ける
・ワンクッション画像を設ける(表紙にはメイン画像を載せない)
・腐向けの場合、「腐」「腐向け」などのマイナス検索用タグを入れる
(マイナス検索を知らないユーザーもいるため、
可能であれば公式名タグ[キャラ名タグ、作品名タグ]を入れないこと)
※腐活動を行っている方へ
ピッコロさんは公式で無性であり、正しく言えばBLではありません。
しかし便宜上、腐のカテゴリーに入れておけばトラブルを避けられます。
③フィード上やプロフィールで下品な発言や乱暴な言葉遣いをしない
フィードやプロフィールは誰もが目にできる場所。
公共の場であると自覚し、自重しましょう。
もし、人目をはばからず何かを呟きたい場合、
ツイッターなど鍵付きのサービスを利用すればOK
※以上は私個人の考えです。
よい良い改善方法があれば、そちらを実行して下さい。
オマケ:対応例
メッセージ{不快感を招くので作品を非公開にして下さい)
対応1「注意書き設けます」 → 注意書きを設ける
対応2「ワンクッション表紙作成して再投稿します」
→ 表紙と共に再投稿
対応3「公式名タグ外します」 → 公式名タグを外す
・・・・・・1、2、3の内のどれか、または全部を実行すること。
※対応3「公式名タグを外す」場合
他に投稿してある「健全な二次創作物」へ公式名タグをつけておけば、
同じ趣味をお持ちの方が、あなたの投稿物を巡回する際に、閲覧下さることと思います。
また、CP作品の場合、キャラ名タグをいれずCPタグだけでも、
同じ趣味をお持ちの方が閲覧下さります。
参考
腐への再認識に
週刊少年ジャンプ 1987年9号 キャプテン翼編集者コメント
(※ショッキング注意)